日本からF1 TV Proを視聴するには、VPNを使って月約1,470円から始められる。2026年シーズンから日本のF1視聴環境が大きく変わったので、最新のルートをすべてまとめた。
2026年の大きな変化は2点。フジテレビが2026〜2030年の日本独占配信権を取得し、DAZNでのF1視聴が終了した。もう一点は、アメリカでのF1配信権をApple TVが独占取得したことで、従来の「米国サーバーに接続してF1 TV Proを直接契約」という方法がそのままでは使えなくなった。
ただし、VPNでオランダやカナダのサーバーに接続すれば今も問題なくF1 TV Proを直接契約できる。費用はNordVPN(月470円)+F1 TV Pro年額プラン(月換算約1,000円)で合計月1,470円。FOD公式プランのプロコース(月4,900円)の約3分の1だ。
この記事でわかること:
①2026年の視聴ルート全4種類の比較
②VPN+直接契約(最安ルート)の手順
③米国Apple TV経由の手順(新ルート)
④RTBF・ServusTV・10Playの無料視聴手順
⑤FOD F1プランの3コース料金詳細
F1 TV Proを日本から見る方法【2026年版・全4ルート比較】
2026年現在、F1 TV Proを日本から視聴する方法は大きく4つある。料金・言語・手間がそれぞれ異なるため、自分のスタイルに合った方法を選んでほしい。
| ルート | 月額料金 | 言語 | 手間 | 合法性 |
|---|---|---|---|---|
| ①FOD経由(公式) | 3,880円〜 | 日本語◎ | 少ない | 完全公式 |
| ②VPN+直接契約 | 約1,470円〜 | 英語のみ | 初回のみ | VPN使用は合法 |
| ③米国Apple TV経由 | 約1,960円 | 英語のみ | 中程度 | VPN使用は合法 |
| ④無料視聴(RTBF等) | VPN代のみ(約470円) | 仏/独/英語 | 中程度 | 公式放送局 |
ルート①:FOD経由で公式視聴(月3,880円〜)
フジテレビの動画配信サービスFODが2026年から「FOD F1プラン」を提供している。VPN不要で、日本語実況(サッシャ氏・中野信治氏)で全24戦を視聴できる公式ルートだ。
プランは3段階になっている。
- スターターコース(月3,880円):全セッション日本語実況・見逃し30日。オンボードカメラ・チームラジオなし
- プロコース(月4,900円):上記+F1 TV Proアクセス権(オンボード・チームラジオ・過去50年アーカイブ・F2/F3)。同時視聴1台
- チャンピオンコース(月5,900円):上記+4K HDR・マルチビュー最大4分割・同時視聴6台
ルート②:VPN+直接契約(月約1,470円・最安)
VPNでオランダやカナダのサーバーに接続し、F1 TV Proに直接アクセスして契約する方法。2026年4月現在も問題なく接続できることを確認済みだ。
費用の内訳はNordVPN(2年契約)が月約470円、F1 TV Pro年額プランが月換算約1,000円で合計約1,470円。FODプロコース(4,900円)の約3分の1で同等の機能が使える。
ルート③:米国Apple TV経由(月約1,960円)
2026年からアメリカではApple TVがF1の独占配信パートナーになった。Apple TV月額$12.99(約1,960円)を契約すれば、F1 TV Premium(ProのUS版名称)の機能がすべて追加料金なしで使える。VPNで米国サーバーに接続した状態で米国Apple TVアカウントを作成する必要がある。手順はやや複雑だが、Apple TVの7日間無料体験を活用すればリスクなく試せる。
ルート④:無料視聴(RTBF Auvio / ServusTV / 10Play)
FIAが公式に配信を許可している海外放送局のサービスを使えば、F1を無料でライブ視聴できる。VPN代(月470円)だけで全レースが見られる。ただし実況言語は各局に依存する。
- RTBF Auvio(ベルギー):フランス語実況
- ServusTV(オーストリア):ドイツ語実況
- 10Play(オーストラリア):英語実況。英語でOKなら最も快適に視聴できる
F1 TV Proとは?FODとどう違うのか

F1 TV ProはF1の運営会社(Formula One Group)が提供する公式ストリーミングサービスだ。通常放送では体験できない独自機能を使えることが最大の価値になる。
F1 TV Proでしか使えない機能
全20台(2026年シーズンは22台体制)のオンボードカメラを自由に選択できる。角田裕毅選手のコックピット視点を常時表示しながら、メイン映像と並べて見ることが可能だ。FOD経由のプロコース・チャンピオンコースでも同じ機能を使えるが、月額費用が3〜4倍かかる。
チーム無線は全チームの交信を無修正でリアルタイムに聞ける。戦略変更の瞬間やドライバーの感情的なやり取りは、放送では絶対に流れない情報だ。
過去のレースアーカイブは1981年以降の2,000時間以上が見放題。F2・F3・F1アカデミー・ポルシェスーパーカップも含まれており、F1の世界を立体的に楽しめる。
F1 TV Access vs F1 TV Pro の違い
| 機能 | F1 TV Access | F1 TV Pro |
|---|---|---|
| ライブ配信(全24戦) | ❌ | ✅ |
| 全オンボードカメラ | ❌ | ✅ |
| チーム無線(全チーム) | ❌ | ✅ |
| 過去レースアーカイブ | 一部(2019年以降) | ✅ 1981年〜 |
| ライブタイミング | ✅ | ✅ |
| 料金(直接契約時) | 月360円相当 | 月約1,000円(年額換算) |
F1 TV Proが日本から見られない理由
放映権の独占契約がすべての原因だ。フジテレビが2026〜2030年の日本国内独占配信権を取得しているため、F1の運営会社はその期間中、日本向けにF1 TV Proを直接提供できない契約になっている。
技術的には「ジオブロック」という仕組みでIPアドレスを判定し、日本からのアクセスをブロックしている。日本のIPでF1 TVにアクセスしても、Pro機能のサブスクリプション画面が表示されない。
【ルート②詳細】VPNでF1 TV Proを直接契約する手順
所要時間は約20分。最安かつ機能が最も多いルートだ。
STEP1:NordVPNに契約してアプリをインストール
NordVPN公式サイトでプランを選ぶ。コストを抑えるなら2年プランが月470円程度で最安になる。支払い後、使用デバイスのアプリストアで「NordVPN」を検索してインストールし、登録アカウントでログインする。
✅ 接続先は「オランダ(Netherlands)」「カナダ(Canada)」「ドイツ(Germany)」のいずれかを選ぶ
✅ 米国サーバーは2026年から直接契約不可(Apple TV経由が必要)
✅ 接続後にIPアドレス確認サイトで海外IPになっているか確認すると安心
STEP2:F1公式アプリをダウンロード
VPN接続した状態のまま、App StoreまたはGoogle Play Storeで「Formula 1」(iOS版)または「Official F1 App」(Android版)を検索してインストールする。アプリを起動して画面下部の「More」→「Subscribe」をタップすると、F1 TV Proのサブスクリプション画面が表示される。
STEP3:アカウント登録と居住国の選択
登録画面で以下を英語で入力する。
- FIRST NAME / LAST NAME:氏名(ローマ字)
- DATE OF BIRTH:生年月日
- EMAIL:使用するメールアドレス
- COUNTRY OF RESIDENCE:接続しているサーバーの国(例:Netherlands)を選択
- PASSWORD:任意のパスワード
STEP4:F1 TV Proプランを選択して支払う
| プラン | 料金 | 月換算 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | $9.99(約1,500円) | 1,500円 | まず試したい人向け |
| 年額プラン | $79.99(約12,000円) | 約1,000円 | シーズン通して見るなら断然お得 |
年額プランが断然お得。支払いはApple Pay・Google Pay・クレジットカードで可能。支払い完了後に届くメールの「VERIFY」ボタンをクリックすればすぐに使えるようになる。
【ルート③詳細】米国Apple TV経由で視聴する手順
Apple TVは月額$12.99(約1,960円)でF1 TV Premiumの機能がすべて含まれる。英語実況に慣れている人向けの新しいルートだ。
手順の概要は以下の通り。VPNで米国サーバーに接続した状態で、米国向けApple IDを新規作成する。次に米国版App StoreからApple TVアプリをインストールし、Apple TV(月額$12.99、7日間無料体験あり)をサブスクする。最後にF1公式アプリとApple TVアカウントを連携させれば、F1 TV Premiumの全機能が使えるようになる。
【ルート④詳細】VPNで無料視聴する方法(RTBF / ServusTV / 10Play)
FIAが正式に配信を許可している海外放送局のサービスを使えば、VPN代(月470円)だけでF1全レースをライブ視聴できる。
RTBF Auvio(ベルギー・フランス語)
ベルギーの公共放送局が運営するサービス。VPNでベルギーサーバーに接続して無料アカウントを作成するだけで視聴できる。実況・テロップが全てフランス語になる点は覚悟が必要だ。登録は無料で完結する。
ServusTV(オーストリア・ドイツ語)
オーストリアの民放局。VPNでオーストリアサーバーに接続して利用できる。ドイツ語実況だが、画質は安定しており、F1の映像品質自体はF1 TV Proと同等だ。無料で使える。
10Play(オーストラリア・英語)
英語実況で無料視聴できる貴重なサービス。VPNでオーストラリアサーバーに接続して利用する。英語に問題がなければ、3サービスの中で最も快適に視聴できる。無料登録が必要だが、費用はかからない。
F1 TV Pro視聴に使えるおすすめVPN比較【2026年版】
VPN選びを間違えると「接続できない」「映像がフリーズする」という事態になる。F1のライブ視聴に対応していることを確認したVPNだけを紹介する。
| サービス | 月額(2年契約) | 速度 | サーバー数 | 返金保証 |
|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 約470円〜 | 非常に高速 | 9,000台以上 | 30日間 |
| ExpressVPN | 約524円〜 | 業界最速クラス | 105カ国以上 | 30日間 |
| CyberGhost VPN | 約300円〜 | 高速 | 100カ国・10,000台以上 | 45日間 |
NordVPN:迷ったらこれを選べばいい
価格・速度・安定性のバランスが2026年現在で最もよい。9,000台以上のサーバーを持ち、オランダやカナダのサーバーも豊富で、レース開始前のアクセス集中時でも切れにくい。独自プロトコル「NordLynx」により、VPN接続時でも通常速度の80〜90%を維持できる。4K配信でもバッファリングなしで視聴できる報告が多い。2年契約で月470円からと、コスパが高い。
ExpressVPN:速度最優先なら
独自プロトコル「Lightway」で業界トップクラスの速度を誇る。105カ国以上のサーバーカバレッジも広い。4K HDR配信でも安定して視聴できる品質を重視する人向けだ。
CyberGhost VPN:コスパ重視・じっくり試したい人向け
ルーマニア拠点のVPNで、100カ国以上・10,000台超のサーバーはVPN業界最大規模クラスだ。2年プランで月約300円前後と価格面の競争力も高い。45日間の返金保証は3社の中で最長なので、F1 TV Proが接続できるかどうかをじっくり確認してから継続判断できる。ストリーミング専用サーバーも搭載しており、動画配信サービスへのアクセスに最適化された接続先を選択できる。
F1視聴コストの全比較【2026年・方法別】
同じF1を見るのに、方法によって月額が10倍以上変わる。
| 視聴方法 | 月額費用 | 言語 | オンボード | 公式サポート |
|---|---|---|---|---|
| FOD スターターコース | 3,880円 | 日本語◎ | ❌ | あり |
| FOD プロコース | 4,900円 | 日本語◎ | ✅ | あり |
| FOD チャンピオンコース | 5,900円 | 日本語◎ | ✅(4K/マルチ) | あり |
| フジテレビNEXTsmart | 2,500円前後※ | 日本語◎ | ❌ | あり |
| VPN+F1 TV Pro(年額) | 約1,470円 | 英語のみ | ✅ | なし |
| 米国Apple TV経由 | 約1,960円 | 英語のみ | ✅ | なし |
| RTBF/ServusTV/10Play | VPN代のみ(約470円) | 仏/独/英語 | ❌ | なし |
※フジテレビNEXTsmartは2026年4月から値上げが実施された。最新料金は公式サイトで確認を。
VPN+F1 TV Pro(年額)の年間コスト試算:
NordVPN(2年契約):約5,640円/年
F1 TV Pro(年額$79.99):約12,000円
合計:約17,640円/年(月換算1,470円)
FODプロコース(月4,900円)との年間差額は約40,000円になる。
よくある質問(FAQ)
Q:VPNを使うのは違法ではないか?
日本でのVPN使用は合法だ。企業のリモートワークや個人のプライバシー保護に広く使われており、政府機関や金融機関でも標準的に採用されている技術。VPN接続自体に法的な問題はない。ただし、F1 TV Proの利用規約では提供地域外からのアクセスに制限を設けており、アカウント停止リスクが完全にゼロとはいえない点は理解した上で利用することになる。
Q:米国サーバーに接続してもF1 TV Proが表示されない
2026年から米国での配信権がApple TVに移ったため、米国サーバー経由でF1 TV Proを直接契約する方法は機能しなくなった。オランダ・カナダ・ドイツのサーバーに切り替えることで解決する。米国ルートは引き続きApple TV(月$12.99)経由で利用できる。
Q:接続しているのに映像が再生できない
以下の順番で試すと解決することが多い。VPNアプリで同じ国の別サーバーに切り替える、ブラウザのキャッシュ・Cookieを削除して再アクセスする、F1 TVアプリを完全終了してVPN接続中に再起動する、VPNのプロトコルをNordLynx(NordVPN)やLightway(ExpressVPN)に変更する。
Q:FODとVPN+直接契約はどちらを選べばよいか?
日本語実況で快適に見たい、サポートが必要、英語が苦手という人はFODが適切だ。英語実況で問題なく、F1 TV Proの機能を最安で使いたいという人はVPN+直接契約が合理的な選択になる。年間でおよそ40,000円の差が出る。
Q:角田裕毅選手のオンボード映像はF1 TV Proで見られるか?
見られる。F1 TV Proでは全22台(2026年シーズン)のオンボードカメラを自由に選択できるため、角田選手のコックピット視点のままレースを追いかけることができる。メイン映像と同時表示も可能だ。
Q:DAZNでF1を見ることはできるか?
DAZNは2026年シーズンからF1の日本向け配信権を失った。DAZNでF1を視聴する方法はなくなっており、代替サービスへの移行が必要だ。
Q:F1 TV Pro以外の無料視聴方法はあるか?
ある。RTBF Auvio(ベルギー・フランス語)、ServusTV(オーストリア・ドイツ語)、10Play(オーストラリア・英語)の3サービスがFIAの公式配信許可を受けており、VPNを使えば日本から無料でライブ視聴できる。10Playは英語実況なので、英語に問題がなければ実用的な選択肢になる。
Q:複数デバイスで同時視聴できるか?
F1 TV Proは通常の直接契約では同時視聴数に制限がある。NordVPNは1アカウントで最大10台まで同時接続可能なので、VPN側が制限になることはない。FOD経由のプロコースは同時視聴1台、チャンピオンコースは6台まで対応している。
まとめ:2026年のF1最安視聴はVPN経由で月1,470円から
2026年から日本のF1視聴環境は大きく変わったが、VPNを使ったルートは今も有効だ。要点をまとめると次の通りになる。
✅ 米国サーバーは2026年から直接契約不可。オランダ・カナダ・ドイツを使う
✅ VPN+F1 TV Pro年額プランで月約1,470円。FODプロコース(月4,900円)の約3分の1
✅ 米国Apple TV経由(月$12.99≒1,960円)も新たな選択肢として使える
✅ 完全無料なら英語実況の10Play(オーストラリア)が快適
✅ NordVPNは30日間の返金保証あり。試して合わなければ全額戻る
英語実況で問題ない人、オンボード映像やチーム無線を最大限活用したい人にとって、VPN経由のF1 TV Proは2026年でも最もコスパの高い選択肢になっている。日本語実況と公式サポートを重視するならFODプロコースが適切だ。
迷うなら返金保証期間中に試してみるのが一番早い。NordVPNは30日以内なら申請1本で全額戻ってくるため、まず試して自分の環境で視聴できるかどうかを確認すればいい。
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