VPNを個人で使う人が増えています。きっかけはさまざまで、「海外から日本のサービスを使いたい」「フリーWi-Fiが怖い」「海外の動画を見たい」など、目的によって必要な機能もだいぶ変わってきます。
ただ、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷いがちです。料金・速度・サポート・セキュリティ……比較ポイントが多すぎて、結局どれが自分に合っているのかわかりにくいのが正直なところです。
この記事では、個人利用でVPNを選ぶ際の基準と、実際に使いやすいおすすめ3社を整理しました。
個人でVPNを使う主な理由
個人がVPNを使う場面は、大きく3つに分かれます。自分の使い方に当てはまるケースを確認してみてください。
フリーWi-Fiのセキュリティが不安
カフェ・空港・ホテルなどの公衆Wi-Fiは暗号化されていないことが多く、同じネットワーク上にいる第三者に通信内容を盗み見られるリスクがあります。
VPNは通信を暗号化するため、フリーWi-Fiを使う機会が多い人にとっては、それだけで使う価値があります。クレジットカード情報や各種ログイン情報を扱う場面では特に効果的です。
海外から日本のサービスを使いたい
海外滞在中は、AbemaTVやDAZNなど日本向けのサービスが「地域制限(ジオブロック)」でブロックされることがあります。VPNで日本のサーバーに接続すると、日本からのアクセスと認識されるため、これらのサービスを海外から利用できます。
Yahoo! JAPANも欧州からはアクセス不可になっており、海外在住や長期出張が多い人にはVPNが実用的な道具として機能します。
日本から海外のコンテンツを視聴したい
楽天VikiやNetflixのような動画配信サービスは、国によって視聴できる作品が異なります。VPNで海外のサーバーに接続することで、日本からでは表示されないコンテンツにアクセスできるようになります。
VPN自体の利用は日本・アメリカ・欧州など多くの国で合法です。ただし、中国・ロシア・北朝鮮などではVPNの使用が規制または禁止されているため、海外渡航時は事前確認が必要です。
個人利用でVPNを選ぶ5つのポイント
VPN選びで後悔しないために、以下の5点を基準にすると比較しやすくなります。
1. 通信速度・安定性
VPNはサーバーを経由するため、接続しない状態より通信速度が落ちます。動画視聴やビデオ通話を快適にするには、速度低下が少ないVPNを選ぶことが重要です。独自プロトコルを持つサービス(NordVPNのNordLynx、ExpressVPNのLightwayなど)は特に速度面で優れています。
2. サーバー数・対応国数
サーバーが多いほど、接続が混雑しにくく、目的の国のサーバーを選びやすいです。特定のサービスを利用したい場合は、そのサービスが視聴できる国にサーバーがあるかを確認してください。
3. セキュリティの強さ
軍事レベルの暗号化規格「AES-256」を採用しているか、ノーログポリシー(通信履歴を保存しない方針)を掲げているかが最低限の確認項目です。第三者機関による監査を受けているVPNは、信頼性がさらに高いです。
4. 日本語サポートの有無
海外のVPNサービスはサポートが英語のみの場合も多いです。初めて使う人や英語が苦手な場合は、日本語対応のサポートがあるサービスを選んでおくと安心です。
5. 料金・返金保証
有料VPNは月額300円〜2,000円程度が相場です。長期契約ほど月額が安くなりますが、いきなり長期契約に踏み切るのが不安な場合は、30日間の返金保証制度を活用してお試しから始める方法もあります。
個人利用におすすめのVPN比較3選
速度・セキュリティ・サポート・料金を総合的に比較して、個人利用で選びやすい3サービスを紹介します。
1位:NordVPN|バランスと実績で迷ったらここ
世界126か国に8,100台以上のサーバーを持つ大手VPNです。10年以上の運営実績があり、世界中に多くのユーザーを抱えています。
独自プロトコル「NordLynx」による高速接続、軍事レベルの暗号化「AES-256」、第三者機関による監査済みのノーログポリシーと、セキュリティ面の信頼性も高いです。YouTubeやNetflix、楽天Vikiなど多数の動画配信サービスに対応しています。
- 2年プランで月額370円〜(最大69%OFF)
- 1アカウントで最大10台まで同時接続
- 30日間の全額返金保証あり
- 日本語サポートに24時間365日対応(ライブチャットあり)
動画視聴・フリーWi-Fi対策・海外からの日本サービス利用、どの目的でも使いやすいオールラウンドなVPNです。初めて使う人にも向いています。
2位:MillenVPN|日本語サポート重視・コスパで選ぶなら
日本企業(アズポケット株式会社)が運営する国産VPNです。サービスの情報・マニュアル・カスタマーサポートがすべて日本語で、海外企業のサービスに不安を感じる方や、英語が苦手な方にも安心して使えます。
2年プランで月額396円と国内外のVPNを含めてもトップクラスの安さで、同時接続台数に制限がないため、スマホ・PC・タブレットなど複数のデバイスでそのまま使えます。
- 2年プランで月額396円〜
- 同時接続台数は無制限
- 30日間の返金保証あり(1年・2年プラン対象)
- ワンタイムプランあり(7日間638円〜)
3位:ExpressVPN|速度・品質を最優先したい人向け
通信速度の速さで定評があるVPNです。世界105か国に3,000台以上のサーバーがあり、独自プロトコル「Lightway」で接続が安定しています。対応デバイスが幅広く、Fire TV StickやApple TVなどにも対応しているため、テレビでの視聴を中心に使いたい人にも向いています。
NordVPN・MillenVPNより料金は高めですが、品質にこだわりたい場合の選択肢として有力です。
- 1年プランで月額約1,086円〜(4ヶ月分無料)
- 1アカウントで最大10〜14台まで同時接続
- 30日間の全額返金保証あり
- 日本語サポートに24時間365日対応
3サービスの比較まとめ
| VPN | 月額(2年プラン) | 同時接続 | サーバー数 | 返金保証 | 日本語サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 370円〜 | 10台 | 8,100台以上 | 30日間 | ◎(24時間365日) |
| MillenVPN | 396円〜 | 無制限 | 2,000台以上 | 30日間 | ◎(日本企業運営) |
| ExpressVPN | 1,086円〜 | 10〜14台 | 3,000台以上 | 30日間 | ◎(24時間365日) |
個人でVPNを使う際の注意点
通信速度はある程度落ちる
VPNはサーバーを経由する仕組み上、接続していない状態より速度が低下します。特に遠い国のサーバーに接続するほど遅くなる傾向があります。動画視聴には最低5Mbps以上が目安で、NordVPNやExpressVPNのような高速VPNを使えば、実用上ほとんど気にならないレベルに収まります。
VPNが使えないサービスもある
VPNの使用を検知してブロックするサービスも存在します。地域制限の回避目的で使う場合、必ずしも100%うまくいくとは限りません。サーバーを切り替えると改善することが多いので、サーバー数が豊富なVPNを選んでおくと対処しやすいです。
利用規約の確認が必要なサービスもある
YouTube Premiumなど一部のサービスでは、地域制限の回避を禁止する利用規約が設けられています。VPN利用自体は合法ですが、各サービスの規約に抵触する可能性がある場合は、自己責任での利用になります。
よくある質問
個人でVPNを使うのは違法ですか?
日本を含む多くの国でVPNの利用は合法です。企業のテレワーク環境でも広く活用されている技術で、個人利用に制限はありません。ただし、中国・ロシア・北朝鮮などではVPN使用が規制または違法とされているため、海外渡航時は現地の法律を確認してください。
無料VPNは使えますか?
無料VPNはセキュリティが不安定で、過去には情報漏洩の事例も報告されています。通信速度も遅く、動画視聴や地域制限の回避には向きません。セキュリティ目的でVPNを使うなら、無料VPNは逆効果になることがあるため、有料VPNをおすすめします。
スマホとPCで同時に使えますか?
はい、使えます。NordVPNは1アカウントで最大10台、MillenVPNは同時接続台数無制限、ExpressVPNは最大14台まで対応しています。スマホ・PC・タブレットをまとめて1契約で管理できます。
月額料金の目安はいくらですか?
有料VPNは月額300円〜2,000円程度が相場です。長期契約ほど安くなり、2年契約なら月額300〜400円台で使えるサービスも多いです。まず試したい場合は、30日間の返金保証を活用して短期契約から始めるのが無駄がありません。
まとめ
個人でVPNを使う目的は、フリーWi-Fiのセキュリティ対策・海外コンテンツの視聴・海外からの日本サービス利用など人によってさまざまです。どれが目的であっても、有料VPNを選んでおけばセキュリティ・速度・安定性の面で安心して使えます。
迷ったらまずNordVPNが使いやすいです。速度・セキュリティ・コスパのバランスがよく、30日間の返金保証があるので、使ってみて合わなければ費用は戻ってきます。
日本語サポートを重視したい場合はMillenVPN、速度・安定性最優先ならExpressVPNが向いています。
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